不自然すぎる花火大会。NPBの「飛ぶボール否定」を疑う夜

日ハム


世の中には「絶対に嘘ではないが、どう見ても体感と食い違う真実」ってものが存在する。

今、野球ファンを騒がせている「飛ぶボール疑惑」なんて、まさにその典型だ。NPBの事務局長が「基準値は変わっていない。厳密に揃えている」と真顔で釈明している。

なるほど、非常にロジカルな説明だ。スーパーの精肉コーナーで「このお肉、基準の範囲内ですよ」と勧められて、パックの半分以上が真っ白な脂身だった時の、あの誤魔化されたような感情に似ている。彼らは嘘をついていない。ただ、目の前で起きている事象が異常なだけなのだ。

だって、冷静に考えてもみてほしい。ファイターズがたった9試合で22本塁打である。1試合に2発以上のペースだ。ポンポン飛ぶ。笑えるくらいスタンドに吸い込まれていく。

おかしい。
いくらなんでも、おかしすぎるだろう。
突然、スタメン全員が全盛期の助っ人大砲にでも憑依されたかのように、軽々と白球を宙に舞わせているのだから。

ボールに細工をしていないというのなら、エスコンフィールドの空調に何か未知の成分でも混ぜているのか。それとも、春の北海道の空気が急激に薄くなったとでもいうのだろうか。

結局のところ、ボールの反発係数がどうのこうのなんて、私にはぶっちゃけどうでもいい。ただ、この不自然すぎる「確変モード」がいつ唐突に終わりを告げるのか、心のどこかで怯えながら薄目で試合を見守る毎日だ。

明日にはパタッと魔法が解けて、力ないフライの山を築き始めるかもしれない。でもまあ、そうなったらそうなったで、缶ビールを開けながら、ブツブツ文句を言って応援し続けるだけなんだけどね。

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