ベネズエラの熱狂と金村尚真の静かな炎、敗退から始まる新しいプロ野球

WBC

俺は今スマホの画面を親の仇みたいに睨みつけている。お前らもベネズエラの狂騒に呑まれたWBC準々決勝の痛みを、胃の奥底にまだドロドロと引きずってんだろ。

ファイターズの金村尚真がテレビ越しに試合を見て語ったコメントが、デパート屋上の100円入れたら哀愁漂うメロディと共に動く薄汚れたパンダの乗り物みたいに、俺のささくれ立ったメンタルにギシギシと響いてくるんだ。

同僚の伊藤大海が逆転弾を浴びるというリアルすぎる残酷な結末。あのアウェー特有のヘヴィな空気感の中でマウンドに立つ重圧なんて、家でポテチ食ってる俺たちただの野球好きには永遠にインストールできない感情だ。

「一番は日本を代表して戦ったんで、胸張って帰ってきて欲しい」なんて、金村はマジでできた後輩だよな。画面越しにベネズエラのファンが作り出すディストピアみたいなスタジアムの圧力を察知して、それでも自分もあの舞台で投げたいと先輩たちに感謝するそのスタンス。

プロ野球ってのは本当に業が深いコンテンツで、誰かの絶望や挫折すらも完全な養分にして次の世代のリアルな炎が燃え上がっていくんだよ。

金村が次回のマウンドへの渇望を語るのを聞いてたら、限界オタクの俺はなんだかガチで泣けてきたんだよね。先輩たちのヒリヒリした無念を背負って、より一層負けないように己をアップデートするって、そりゃもう全ベットで応援するしかないだろ。

わかっていただけましたでしょうか、我々はこの尊すぎるバトンタッチの瞬間に立ち会うために人生の貴重なリソースを野球に溶かし続けているんです。

大海は絶対にこのまま終わるタマじゃないし、金村がその背中をロックオンしてさらにバカデカいスケールに進化する未来が俺にはハッキリ見えている。

お前らもSNSでネガってないで、彼らが開幕からのペナントレースで見せる魂のリカバリーを特等席で見届けようぜ。野球は絶対に終わらない、明日もまた誰かが希望を抱いてマウンドの土を踏みしめるんだ。

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