開幕の連敗はただのバグ?日ハム異常発火で9月優勝を確信した夜

日ハム


新しいソフトウェアのリリース直後に、予期せぬ不具合は付き物だ。そう、我らがファイターズの開幕3連敗も、単なる初期不良のバグに過ぎなかったのである。修正パッチが当たった最新版の異常な破壊力を見せつけられれば、誰だってそう確信するはずだ。

それにしても、15安打12得点のお祭り騒ぎである。水野が打ち、野村がなぎ払う。終盤には万波と郡司が特大の花火を打ち上げる。相手からすれば、息継ぎのタイミングを完全に奪われた水責めのような理不尽さだろう。

マウンド上の伊藤に至っては「自軍の打線と当たらなくてラッキー」とコメント。まるで凶暴な猛獣を檻の外から安全に眺める観客である。すっかり高みの見物だ。開幕カードでのあのお通夜のようなベンチの空気は、彼らの脳内から完全にデリートされたらしい。

7試合で18本塁打。この異常なペースで都合よく皮算用をすれば、NPB最速記録で新庄剛志の胴上げが見られるだろう。まず明日勝てば借金も完済。完全にシステムは正常化した。

とはいえ、春の狂乱が夏場にあっさり鎮火するのは、北の大地における伝統芸でもある。ここで手放しに万歳三唱をして、後で赤っ恥をかくのは私としては御免だ。

だから今は、あくまで冷静な観察者のフリをして、こっそりパレード見物のベストポジションでも検索しておくとしよう。明日もまた、何食わぬ顔で試合を見届けるだけである。

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