清宮幸太郎による「全方位ファン心肺停止未遂事件」の公判記録

日ハム

これより、清宮幸太郎被告による「全方位ファン心肺停止未遂事件」の公判を開廷します。

証拠物件A、3月23日の取材記事。

被告は来る開幕戦、よりによって去年まで共に戦った上沢直之投手に対し、「もう顔も見たくないって思わせるぐらいやってやりたい」との言語道断な暴言、否、あまりに尊すぎる宣戦布告を行いました。

これは去年のCSでの屈辱を片時も忘れず、右肘の怪我という地獄から這い上がってきた男の、あまりに純粋で、あまりに重すぎる執念の表れであり、それを聞いた我々ファンの情緒を著しく乱し、日常生活に支障をきたさせた罪は極めて重い。

だいたいさ、何なのその「顔も見たくない」って。あんなに慕ってた先輩に対して。

普通は「胸を借りるつもりで」とか言うでしょ。

それを、炎上させるとか、敵だからとか、もう冷徹なマシーンみたいじゃん。

そういうギャップ、本当に心臓に悪いからやめてほしい。

しかも新選手会長でしょ。

怪我明けのオープン戦でしれっとヒット打って、体はばっちりとか、準備万端アピールも憎たらしい。あの不敵な面構えでマウンドの上沢先輩を睨みつける瞬間、ペイペイドームの空気が凍りつくのが今から目に見えるようだし、その冷気のせいでこっちはエスコンで震える羽目になるんだわ。

先輩への愛憎入り混じった、この世で最も美しい呪いの言葉を吐いた清宮被告に対し、当法廷は「一生ファイターズでファンの心を弄び続ける刑」を処す。

反省の色は全く見られないので、そのまま開幕戦の打席へ連行してください。

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